骨軟骨腫瘍外来

骨軟骨腫瘍外来

骨軟骨腫瘍外来について

骨・軟部腫瘍は稀な疾患です。
骨・軟部腫瘍の診断・治療は難しく、整形外科疾患の中で最も専門性が要求される分野といえます。
当院では、総合病院にて骨・軟部腫瘍の診断や治療に携わっている医師による専門外来を開設し、地域レベルでの身近な骨・軟部腫瘍の診断や治療を目指しています。

診療日

金曜日 9:00-12:30(午前のみ)

診断について

診察での臨床所見、レントゲンやMRI等の画像所見等で、比較的容易な病気は診断できます。
必要に応じて組織検査等の特殊検査を行います。

治療について

特に治療を必要としないものから、早期に専門治療が必要なものまで様々です。
良性でも、生活に支障がある大きな腫瘍等は手術で切除します。
悪性の場合は、広範囲に切除することが多く、筋肉や神経・血管に影響を及ぼすこともあります。
入院・手術を要する場合は提携病院等に紹介します。

主な疾患について

軟部腫瘍

よくみられる非腫瘍性の腫瘤としては、ガングリオン、類表皮嚢胞(粉瘤)や滑液包炎があり、また、腫瘍性の腫瘤としては脂肪腫や血管腫などがあります。いずれも良性の疾患です。

良性骨腫瘍

骨に発生する腫瘍ですが、転移など生命に悪影響がないものの総称です。
骨軟骨腫・内軟骨腫等、その種類は20種類以上あります。

悪性骨腫瘍

悪性骨腫瘍には、若年発症の骨肉腫に代表される原発性骨腫瘍と、肺癌や乳癌の骨転移に代表される転移性骨腫瘍があります。
診断された場合は、専門の施設で治療を行う必要があります。